no.18 501号室で考えたこと

早くも梅雨入りしてしまった福岡ですが、土曜の見学会は何とか太陽が出て欲しいものです。
さて、今回は501号室がなぜLayer GRADATIONになったのかをご説明したいと思います。

杉の宮マンションのリノベーションはこれで6室目を迎えますが、第一弾で401号室を経験し
ていたので、この部屋の特徴は2面の窓から入る光と抜ける風の心地良さだということはわか
っていました。

401号室についてはこちらをご覧下さい。

401号室ではその心地良さを作っている窓に焦点を当て、窓と窓を繋ぐように床と天井の面に
素材感と方向性(LINE)を持たせました。
そうすることで、窓の外の街にも意識が広がり、豊かな生活を送って頂きたいという狙いが
ありました。

今回の501号室でも根本の考えは同じで、その外部との繋がりを得るために壁の面を操作し、
窓と窓(外と外)の関係性を意識付けています。
その壁の層(Layer)を段階的に重ねること(GRADATION)で室内にも奥行き与え、より豊か
な場所へとリノベートしました。

是非見学会で上記の言葉を体感されてみて下さい。

お部屋に関するお問い合わせはスペースRデザインまで。


再生デザイナー 森岡陽介

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