no.02 法務会館の402号室で考えたこと

竣工まで間がないので連日投稿の森岡です。

昨日に続き402号室で考えたことです。

【囲まれる安心感】

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25㎡の402号室は絶妙な包まれた感のある部屋です。
約6帖と3帖の居室、2帖のキッチン、それぞれが寄り添い少しずつ影響し合いながらこの部屋は構成させています。

今回、床以外は大きな解体を行なわず既存の間取りを継承しながら新しい価値を創出する事にしました。
SOHO、働く場として長い時間を過ごすことができる開放感を出すために、室内をフレーム化し線を強調しました。
線に囲まれることで、面は自由な存在になり既存の間取りが新しい存在に生まれ変わります。

小さな部屋の境界が薄れていきながら、囲まれる安心感に包まれることで法務会館の管理体制の延長線上にある、
この場所ならではの場所になって行く事を意識しています。

お部屋に関するお問い合わせはスペースRデザインまで。


再生デザイナー 森岡陽介

 

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