no.13 古部屋の底力
6月になってしまいました・・・
いつも、ブログ更新の冒頭が「ブログ放置の謝罪」で、申し訳ないです。長いことブログ放置してしまうと、何から書き出してよいのか、それとか、ブログを書くテンションを忘れてしまうので、私的にも今後は続けたいなと思います…、できるだけ…。
さて、今までのおさらい。(自分のためにも)
R100プロジェクト第2弾「リノベーションのバリエーション」をテーマにやっておりまして
・現状回復のお部屋を2室
・現状回復にプラスしてちょこちょこデザインした部屋が1室
・原状回復に設備強化した部屋が1室
・そして、バリっとリノベした部屋が1室
4タイプ5室改装して、今現在、2タイプ2室空いてます。はい、まだ募集中なのです。
先に決まったのは、やっぱりリノベーション。
山王マンションでも苦戦しているのは古さを活かしたリフォーム程度のお部屋。
やっぱり、リノベーションじゃないとだめなんでしょうか?
弊社でも多くの部屋をリノベーションしていますが、古いものは必ず新しくしなければ!と考えているわけではありません。安全性や快適性を考慮しながら、残せるものは残す。今のライフスタイルを考えて、変えるところは変える。
そういう作業をしています。考えて、考えてリノベしないという選択肢を選ぶこともあるのです。
さてさて、そんな古い部屋のモデルルームづくりですが、ものすごく苦労します。
リノベして入居者像や世界観みたいなものが見える部屋のほうが、ある意味簡単です。
今回のモデルルームでは、古い部屋を楽しむことを提案したつもりです。
今回は手すりやら、配管やらにマグネット式のデコレーションをしてみたり、ガラス戸をはずしてディスプレイに転用してみたり…、なんか大学生の模様替えノリで、素直に空間を作ることを楽しめたように思います。
今回のモデルルームづくりやハンモックの活用を発見したときもそうですが、古い部屋は「おもしろい、これだ!」ってひらめきがあったときに見える底力がスゴいなーと感じます。こういう、発見が毎日とは言いすぎですが、生活する中にあふれていると思えば、「リノベーションは作り手が、古い部屋は住み手が磨いて光らせる」もんなんだなと思います。
ツボネ
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