NO.19 解体①

no.19

始まりました。解体工事。長かったです、ここまで来るのに。
思い出します。小学生の頃、修学旅行を1、2週間も前から待ちわびて、そわそわして、とうとうその日の朝が来て、学校の校庭に集合したあの時みたいに。
ワクワクしています。バスの中でお腹がいたくなるかもしれない不安もありますが。

今回のプロジェクトの工事工程の中で一番と言っていい程重要なのが実は「解体」です。解体ってとりあえず壊せばいいんじゃないのって簡単に考えてやると、あとあと痛い目にあいます。
なぜかというと、簡単です。
予算がない。
基本的に壊したら、また新しいものをつくらなくてはならない。材料や工賃もかかりますし、ごみも多く出ます。ごみ撤去費用もばかにならないし、何より地球に良くない。極力壊さずに使い続けることが大切になります。

実は今回の企画、403号室の一室のみの予定でしたがもう一室追加されました。302号室。間取りや広さはほとんど同じです。こちらも100万円でリノベーション。せっかくなので、同じテイストのものではなく少し違った感じで作っていこうかと思っています。
まあ、とりあえず解体現場の様子をお伝えします。

まずはこれ!!

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新聞とチラシです。
畳に下をめくるとレベル調整のために敷かれていたものです。
見ると昭和58年の西日本新聞と通販チラシでした。初代若乃花の写真が大きくスポーツ欄に。そして通販のチラシには健康食品とおば様の笑顔。レアものです。こういうのが思いもよらず出てくるのが、解体工事の楽しみでもあります。

CIMG1441 CIMG1464

そして天井を落として、間仕切りを撤去。広めのリビングにしようかと考えています。

実は2部屋とも一日で解体工事終了しています。職人さんは4人。無理なお願いも笑顔で聞いてくれて、何よりスピーディーで丁寧。 まだ話の続きはありますが長くなりそうなので、次回も解体のお話をしたいと思います。

㈱スペースRデザイン 北嵜

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