no.4 402号室の考え方

あっという間に、玉川ビルの工事現場には空間が出現していました。
現場は日々着々と進んでいるということですね。
気になる方は、twitterをフォローしてみてください。(click!!)

 

さて、今日はプラン紹介です。
二部屋とも紹介してしまうとごっちゃになると思いますので、今日は402号室の方から。
左がBEFORE、右がAFTERです。

 改装前の402号室は、古くても気にしない人なら、生活する上では脱衣スペースがないこと、洗濯機パン未設置の2点がネックになるくらいで・・・、原状回復程度でも住めるだろうという印象でした。むしろ、レトロでコーナータイプと珍しい形の洗面台、玄関のCFシートのレトロな図柄など、マニア(?)心をくすぐる要素もしっかりあり、且つ、収納も多めで間取りも使い勝手の良い感じ!現調の際には、あっち見てニヤニヤ、こっちみてニヤニヤする始末でしたが、オーナーさんには「この人たちは今までの人と感度が違う!」と、良い方に受取っていただけたようで、今回のリノベーションにつながって本当に良かったです。(笑)

 

さて、そんな上質レトロの402号室をこの度、2DKから1LDKにリノベーションしています。
リノベ後の室内は無垢フローリング敷きのリビングダイニングと和室で構成され、水を扱うキッチンやトイレ・洗面台などはPタイル仕上げとなります。
洗面所とリビングダイニングを布で仕切って、脱衣所をつくって。その脇の6畳から4.5畳にサイズダウンして捻出されたスペースに、掃除道具などを収納できるストックと、洗濯機パンを設置します。これで、一気に問題はクリア!

 

しかも、ここに使うカーテンは大胆に柄の入ったフジエテキスタイルの「プール」というファブリック(click!!)。機能とともに室内に軽やかな印象を与えてくれる、この部屋のポイントです。カーテンレールも敢えてワイヤーでざっくりとした感じを演出しています。

 

このお部屋のテイストは、ざっくりとラフな感じを目指しています。THE デザイナーズで、なんだか背伸びしたリノベ空間ではなく、その昔、おしゃれな入居者さんがDIYしてつくってしまったような、カジュアルで使えば使うほど愛着の生まれるリノベ空間です。それこそ、今回のリノベーションコンセプト「cozy」なんです。
レッドパインの無垢フローリングが贅沢に敷かれた空間は、まさに「cozy」そのもの!
そこに流れる時間はこっくりと濃密なひととき。

 

デザイン担当 ツボネ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


R100pをフォローしましょう
R100プロジェクトはtwitterを利用しています。