NO.8 しろーと写真集

前回現場で撮影した写真をご紹介します。完全しろーとの写真ですので微妙ですが、少し現状の部屋の見方が変わるのではないかと思い撮影しています。

それでは1枚目。
toilet-door
トイレの扉です。
トイレ扉に「TOILET」の表示がされていています。竣工時に設備品としてあったのか、途中入居された方が貼ったかはさだかではありません。オフィスビルや商業ビルであれば表示する必要はありますが、なぜ住居なのに貼られているのか。ミステリーです。ゆるい遊びかもしれませんいろんな妄想が膨らみます。雪の結晶のような模様の型板ガラス。その周りに木製のガラス押さえのカラーリングが控え目なピンク。使い込んだ感のあるステンレス製ドアノブ。いいーですねー。GOOD JOB!!

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続きまして2枚目。キッチンに面している窓面の写真です。
楽譜をイメージしたフックを、瞬間湯沸かし器を設置するための木材にビスで固定。これは以前入居されていた方が残していかれたもの。味のある木の質感とポップな小物との相性がいいですね。

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続きまして3枚目。分電盤です。
今では考えられない程のラフな仕上がり。昭和ですねー。

wasitusoto
では4枚目。和室。
写真中央にある、だいぶ使い込んだ柱。和室の天井。窓部分にある手すり。壁面の白。畳のグリーン。いい具合です。木も革と同じように使い込む程に味が出ます。

sus-sabi
そして最後。キッチンシンク。
錆びのような、焼けのような、ひどく傷んでいます。竣工当時からあるこのシンク。しっかりメンテナンスしてればこんなことにならなかったかもしれません。これは「味」ではなく「汚い」ですかねー。「味」と「汚い」はすごく微妙な、見る人や使われる用途によっても変わってきます。この写真は極端ですけど、すごく判断するのが難しい部分です。

 

ごくごく一部の写真をご紹介しました。何気なく部屋を眺めるのも大切ですが、その部屋を細かく撮影してみることでいろんな発見がありました。もう少し、撮影してきた写真を眺めてもう少し考えてみたいと思います。

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