no.1 コンセプトとテーマについて

↑の写真はキッチンの断片

いよいよ始まります。第5弾。
まずは今回のコンセプトとテーマについて少し補足説明をします。

コンセプトの「“Hello New VINTAGE”80’sRenovation」。

これを訳すると、「(はじめまして)こんにちは、80年代の建物くん。これから新たなビンテージ&リノベーションを一緒につくっていこうね!」。という感じです(笑)。
これまで弊社でリノベーションをさせてもらった建物は1960年、70年代に竣工したものがほとんど。80年代のものの唯一は福岡市中央区大名にある「ADONOS大名」。しかし、今回のような「住まい」としてリノベーションするのは今回の蝶和ビル新館が初めて。
ということもあり、弊社の感覚としてこれまで80年代以降の建物は「古き良さ」を感じられるどころか、「新しいめの建物」という認識があったように思います。
しかし、今回蝶和ビル新館をリノベーションさせていただくお話を頂き、じっくり建物、室内を見てみると「古き良さ」を至る所に発見することができました。

80年代の建物にも新たなビンテージに成り得る断片が散りばめられていたことに気がついたのです。

そしてテーマの「Just Feeling」。

80年代後半はバブル景気真っ只中。好景気時代。世の中が浮ついていて背伸びした時代。
蝶和ビル新館はその真っ只中(1989年)に竣工しました。
バブル時代(背伸びした時代)とは対照的な無理なくちょうどいい「Just Feeling」な価値感。そのズレを否定せず、そして互いをぶつけることなく、無理なく自然に重ねてみると。。。

いろいろ書きましたが、まとめると今回の第5弾ジャケットデザインに薄ら映る、80’sビンテージのスニーカーみたいな、そんないい感じのお部屋をつくります!!
乞うご期待☆

キタザキ

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