no.3 現場着々と工事進行中です。

リノベーション工事着工から早くも2週間が過ぎようとしています。リノベーション工事担当の北嵜(きたざき)です。

解体工事に始まり、大工さんの床工事、軽鉄工事と順調に進み、明日26日土曜日からは床のフローリングを張り始めます。現場のナウな情報はtwitterにて発信中です。

 

ということで上の写真、なんだかわかりますか?柱と壁を輪切りにした写真です。解体の時に大きな電動ノコギリで大胆に輪切りしています。

柱と壁はこんな感じで作られています。建築やインテリア関係のお仕事や勉強をしている方々なら見たことあるかと思いますが、それ以外の方々は見たことない方がたくさんいらっしゃるはずです。

 

 

42年前に建てられた玉川ビル。当時この建物を建てた建築家や大工さんをはじめとする職人さん達の後を引き継ぎ、次の時代へ向けてリノベーションが進行中です。

 

リノベ工事担当:北嵜(キタザキ)

NO.7 シブキ

 

 

 

 

 

 

photo:Yasunori Hidaka (air studio) select:Tsuyoshi Kitazaki(SRD)

no.2 twitter始めました!

たまには、流行りもの(?)にも便乗します!先端なコトも取り入れます!
ということで、twitterはじめてみました。アカウントは「@R100p」です。

こまめに、現場の様子や、ふと思ったことなどつぶやきます。みなさん、フォローお願いします。

 

「ツイッターなら、気軽に話しかけたり、質問できるわ!」なんて積極的な方は、是非リプライを!
そして、「これなんか面白いよ」ってみんなと共有してくださる方はぜひぜひRTを!!

 

「フォロー」も「リプライ」も、「RT」も使い方合ってるかな?…と、ドキドキな超初心者です!
みなさん、お手柔らかにお願いいたします。

R100プロジェクトのつぶやきはコチラ! >> http://twitter.com/R100p

 

 

no.14 Casa BRUTUS

今月号のカーサ・ブルータス、特集が「リノベ vs. 小さな家」で気になって購入しました。今、ネットでも軽くですが立ち読みできるんですよ!すごいですね!気になる方はマガジンワールドで立ち読みしてみてください!>>

 

特集の中では「リノベーション」という手法を(新築するのに比べて)工期が短いというメリットから選んだ人もいれば、問題解決の手段として選んだ人もいます。料理家のケンタロウの事例も載っていたのですが、彼の場合は自己実現のためという感じで、住まいに手を入れて自分にフィットするカタチ・雰囲気にしていくリノベーションを純粋に楽しんでいて、読んでいてこちらまで心躍りました。あ、別にケンタロウ信者というわけではありませんからね!

 

弊社も当初は、経年物件の付加価値創出としてリノベーションに取り組みました。でも、「経年物件×リノベーション=∞」の面白さにハマって(?)、山王Rプロジェクト・高砂女子Rプロジェクトなど様々なリノベーションプロジェクトが続いてきました。多くのプロジェクトを重ねるにつれ、リノベーションに対する純度が増してきていることを、この特集を読んで改めて感じました。

 

というわけで、Casa BRUTUS面白いですよ!ぜひ読んでみてください。

 

 

ツボネ

no.1 現場に行ってきました

福岡市南区清水 築41年の玉川ビル、リノベーション現場本日、玉川ビルのリノベーション現場に行ってきました。
玉川ビルは福岡市南区清水、清水四つ角近くに在ります。某大手ビールメーカーの屋上広告が目印の物件です。
もう梅雨のはずなのに、今日は雨が降らないということだったので自転車で現地に乗り込みました。
自転車だと天神から30分もあれば、部屋についてソファーにゴロンとしているくらいでしょう。私の脚力なら25分くらいでつきますが、ね。
それに物件が日赤通りのそばなので、天神までだと日赤~渡辺通りなので最寄りのバス停「清水四つ角」に急行バスも停まり便利です。

 

さてさて、現場ですが今日は解体も終わり、設備関係の職人さんが入っていました。
オーナーさんとのリノベーション打合せで、何度か改装前の部屋には入っていたのですが、やっぱり解体するガラッと空間が変わっていました。

 

【301号室】“いおり”みたいですね~。
解体後、庵のような空間が出現!?

 


「ノコシ」ふざけているわけではありません。
これも重要なメッセージ

 


絵になる解体跡。
絵になる解体跡

 

 

 

 

【402号室】使えるかも、と取っている収納のガラス戸。よく見るものですが、レトロでかわいい。
レトロな既存ガラス戸

 

吊り照明が肩身狭そうにビッタリ天井にくっついていたり、
シーリングライトが肩身狭そう

 

取り残されたキッチンの吊り戸棚が「おーい、助けて~」。
※ちなみに吊り戸棚は助けません。あのまま、あそこで、これからもがんばってもらいます。
レトロな吊り戸棚はリノベーション後も使用します。

 

でも、これも数日経つとあれよあれよと工事は進んで、もうこの光景も目にすることはなく、以前の部屋に戻るわけでもなく、新しい空間が生まれる。すごいですね。これまで5,6室リノベーションしてきましたが、この感覚はなんか未だに自分にとっては不思議です。

 

リノベーションへのプロローグ、これからの変貌を思うとワクワクします。

 

 

デザイン担当 ツボネ

no.13 古部屋の底力

6月になってしまいました・・・
いつも、ブログ更新の冒頭が「ブログ放置の謝罪」で、申し訳ないです。長いことブログ放置してしまうと、何から書き出してよいのか、それとか、ブログを書くテンションを忘れてしまうので、私的にも今後は続けたいなと思います…、できるだけ…。

 

さて、今までのおさらい。(自分のためにも)
R100プロジェクト第2弾「リノベーションのバリエーション」をテーマにやっておりまして
・現状回復のお部屋を2室
・現状回復にプラスしてちょこちょこデザインした部屋が1室
・原状回復に設備強化した部屋が1室
・そして、バリっとリノベした部屋が1室
4タイプ5室改装して、今現在、2タイプ2室空いてます。はい、まだ募集中なのです。

 

先に決まったのは、やっぱりリノベーション。
山王マンションでも苦戦しているのは古さを活かしたリフォーム程度のお部屋。
やっぱり、リノベーションじゃないとだめなんでしょうか?
弊社でも多くの部屋をリノベーションしていますが、古いものは必ず新しくしなければ!と考えているわけではありません。安全性や快適性を考慮しながら、残せるものは残す。今のライフスタイルを考えて、変えるところは変える。
そういう作業をしています。考えて、考えてリノベしないという選択肢を選ぶこともあるのです。

 

 さてさて、そんな古い部屋のモデルルームづくりですが、ものすごく苦労します。
リノベして入居者像や世界観みたいなものが見える部屋のほうが、ある意味簡単です。
今回のモデルルームでは、古い部屋を楽しむことを提案したつもりです。
今回は手すりやら、配管やらにマグネット式のデコレーションをしてみたり、ガラス戸をはずしてディスプレイに転用してみたり…、なんか大学生の模様替えノリで、素直に空間を作ることを楽しめたように思います。

 

今回のモデルルームづくりやハンモックの活用を発見したときもそうですが、古い部屋は「おもしろい、これだ!」ってひらめきがあったときに見える底力がスゴいなーと感じます。こういう、発見が毎日とは言いすぎですが、生活する中にあふれていると思えば、「リノベーションは作り手が、古い部屋は住み手が磨いて光らせる」もんなんだなと思います。

 

 

ツボネ

第4弾 OUTLINE

R100プロジェクト新企画が始まります。場所は福岡市南区・清水にある1968年築の玉川ビルの2室です。
この物件は、オーナーさんの自主管理で、大切に育まれてきた物件です。
弊社の「ライフスタイルデパートメント」でも、間取りそのままのレトロな部屋のご紹介をさせていただいています。
そして、今このレトロ物件が初めてリノベーションに踏み出します。無から有を生み出す。これは、リノベーション企画・工事をさせていただく私たちにとっても、オーナーさんにとっても、そして建物にとっても大きな意味のあるプロジェクトです。

 

リノベーションは一室単位の工事ですが、その際も建物全体のイメージを意識しながら企画しています。
例えば、建築当時は高級マンションとして、地域のシンボルだった山王マンションでは、先端をいったデザインリノベーションを。生活の利便性が高い新高砂マンションでは、室内空間にもデザインとともに居住性を追求したリノベーションを。
では、この玉川ビルはどうだろう。

 

このビルなら、オーナーのように心配りが行き届き、住人に愛される、居心地の良いリノベーションなのではないかと考えました。今回は、「cozy」をリノベーションコンセプトに、リノベーションによって生まれる空間だけではなく、その空間で過ごす時間にも価値を感じ、愛着の増す、そんな育つリノベーションを提案します。

NO.6 左官

001

002

004 

005

photo:Yasunori Hidaka (air studio) select:Tsuyoshi Kitazaki(SRD)

ここに至るまで

↓↓↓下の写真は日高氏の写真ではありません。北嵜にて撮影しています。ご了承ください。  

「建物が再生される中身を記録すること」

 

 これまで吉原住宅、スペースRデザインでは、この山王マンションをはじめ様々な老朽物件のリノベーション、ビル再生活動を行ってきました。その活動の中での私の役割は主に工事を監理することです。2007年に行った山王Rプロジェクトスタート時に入社し、以降弊社で行ったリノベーション工事、大規模改修工事の工事を担当してきました。

 

2009年6月頃。山王マンションの大規模改修工事の準備に着手しました。当然のことながら、建物の状態を見ながら予算との戦いが始まります。どの部分、どの程度まで。どんな仕様で。どの業者さんと。いつからスタートして、いつまでに終わるようにするのか。いつも通り仕事を進めていきました。

 

んっ!何かが足りない…。

 

これまで福岡の賃貸リノベーションのパイオニアとしてさまざまな試みを行ってきた山王マンション。次の30年に向けての改修工事。

 

記録しなくてはならない

 

スクラップ&ビルドの社会から、ビルストック再生の時代へこれから進もうとする今、再生するために必須な改修工事。それを記録すること。ただ記録するだけではなく山王マンションらしく。

 

撮影を依頼した山王マンションに入居するPhotographer、日髙康智さん。R100プロジェクト第1弾企画のリノベーションを行う際、工事のご挨拶をさせていただいたのがキッカケで仲良くさせていただくようになりました。山王マンションのことやリノベーションのことなどお話していくうちに、山王マンションらしい、改修の記録は日高さんにしかできないと思いました。

 

Photographerとしての視点、入居者としての視点、音や埃など現場で起きている事実。僕らの想像を超える、山王マンションらしい記録を残していただきました。その記録をできるだけ多くの方々に伝えるために。

Tsuyoshi Kitazaki(SRD)

NO.5 091124

photo:Yasunori Hidaka (air studio) select:Tsuyoshi Kitazaki(SRD)

R100pをフォローしましょう
R100プロジェクトはtwitterを利用しています。